本来の企画意図を忘れてしまった?誌面?

2020-03-26

アウター 構成

t f B! P L
私が思うに、今回取り上げた2企画は、企画意図とビジュアル作りが異なっているように思っています。もし、意図的にこのようなビジュアルを作ったのだとしたら、企画、ページネーションを再考すべきだったでしょう。

まず、巻頭の「フレンチ」VS「スポーツ」ですが、(私は「VS」企画と認識しました)

出典元:プランプ2020年春号
扉としての役割りを果たしていない。なぜ、スペックをノド側にまとめて、タイトルを分断しているのか?サブタイトルも行き場がなくなって、ノド側の上に置かれています。読者(消費者)は、このページから企画が始まっていると認識できず、また、手を止めさせる効果もなくなっています。



次ページで「フレンチ」「スポーツ」のタイトルがあっても、連続の企画として認識していただけない。誌面の中に引き込めないと思います。




また、企画を作る担当者がよくやる無責任さ。色展開をするならば、その色展開に合わせたパンツ色やジャケット色も用意して欲しい。









次に、セットアップ企画


通勤、外出にセットアップを提案するならば、セットアップ売りらしい着合わせ提案をして欲しい。そういう着合わせというところを考えずに商品づくりをしているのか?はたまた、着合わせはできているのに、表現ができていないのか?生地アップ、生地説明ばかりが目立って、ファッション提案に欠けている。














※読者(消費者)を惹きつける効果を確認するには、企画全体を俯瞰してみることで再認識できます。

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