「So close」は、最近、以前のカーラやルールのような迷走の時期に入ったのかなあ、と思っています。
逆に、「StyleNote」は、以前より硬さが抜けたように感じています。
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では、この2誌の企画作り、ビジュアル作りを比較してみます。
ディノス系は、相対的にストーリー作りが得意じゃなく、逆に千趣会系は、ストリート作りに長けています。「So close」は、ダーマのように商品力とビジュアル力で勝負した方がいいように思います。「So close」のデザインは、編プロさんなのかなあ?雑誌ぽく作りたいのかなあ?カタログは、小売業なんだけどなあ。それに対して「StyleNote」は、デザインプロダクションが、小売業として、読者(消費者)に向き合っている感じ。
ここに、春号で一番売りにくい「2月」前後をテーマにした同じような企画を並べてみました。
まずは、「So close」
「So close」は、アイテムを1月・2月・3月と着分ける「雑誌かぶれ」した企画。当然、雑誌じゃないので重ね着できず、説得力に欠けますね。
つぎに、「StyleNote」
「StyleNote」は、アイテムの特徴を第一に訴求して、春っぽく着るイメージを出しています。読者(消費者)が理解しやすい企画にしています。
※カタログ通販ビジネスは、小売りビジネス。そこをわきまえた企画、ビジュアル作りを忘れない。