新しい撮影手法を取り入れることと、売り場作りは、別に考える。

2020-02-27

アウター 撮影

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最近、雑誌の撮影手法をまるまる真似た企画を見かけることがあります。誰がこの手法を提案しているのか?と気になります。カタログビジネスの停滞で、いろいろと手法を凝らして少しでも読者(消費者)に振り向いてもらいたい気持ちは、よく分かります。しかし、やってイイこと、ワルイことは、ちゃんと判断しましょう。私の話には賛否あると思いますが、この停滞の一因は、読者(消費者)への提案力のなさ、鮮度のなさだと思っています。撮影手法では、停滞の脱出などできないと思います。この私の持論は、また、折があれば話したいと思います。
さて、じゃあ、このような撮影手法を取り入れたいなら、どうすればいいのか。カタログには、売り場と見せ場の関係を作ることができます。例えば、片起こしの扉を作る、また、見開きで扉扱いにしてライフスタイル提案を盛り込むとかです。他にも贅沢なページ作りが出来れば、いろいろ考えれます。




出典元:ジーラ2019年秋冬号

ハイキーに撮るのは、流行であっても、素材感やシルエットが伝えづらくなります。




出典元:ラナン2019年秋冬号

キャッチコピーとシチュエーションが?黒いお洋服に黒バックを合わせたかっただけ?





※手法を取り入れることは、悪いことではないけれど、商品を正しく見せる(表現する)ことが使命です。

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