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| 出典元：Soclose2020年夏号 |
カタログ通販でお洋服を買っていただける読者（消費者）は、基本的にファッションフォロワーです。冒険を楽しむ消費者は、カタログ通販でお洋服を買ったりしません。お店で買ったり、最先端のお洋服を扱うWEBサイトで買っています。カタログ通販を愛してくれるファッションフォロワーに、このようなファッション写真を見せても、自身に置き換えること、出来ないと思いますよ。昔、よく「等身大」というキーコンセプトがもてはやされました。でも等身大だと、今持っている服になっちゃいます。「ほんの半歩先を見せる」つまり「半年前、1年前に街で見たことがある」新しいファッションを思い出してもらう、新しさを感じてもらう、ことに努力して欲しい。ベーシックものだって同じこと。首回り、袖丈、着丈、素材が違えば、トラッドにもエレガンスにも表現できるはず。最近は、みんなそんな努力が足りない。
それほど最先端のお洋服を紹介しているとは思えない。コーデは普通なのに、ライティング、ピント、ポージング、ヘアメイクが・・・で、カッコイイけど取っ付きにくい印象の写真。
※アウターが売れない時代と言われているが、読者（消費者）は、賢く消費しています。あなた自身も消費者ですよ。
