読者(消費者)のリアルな生活感を重視すると、分かりやすいカタログになる。

2020-05-19

インテリア 構成 日用雑貨

t f B! P L
自粛自粛で3週間ぶりの投稿になってしまいました。本当は、事務所でひとり電話番してて、やる気が出なかっただけなんです。

今回は、最近のインテリア・雑貨カタログを取り上げてみました。
私の若い頃は、インテリアの写真は、「今、あたかもそこに人が居たかのようなイメージやぬくもり感を出しなさい」と教わりました。だから、小道具・大道具を多投して潜在的なニーズの掘り起こしを目指していました。
今、ほとんどのインテリアカタログは、説明カットの場合を除き、人(モデル)を商品カットに登場させることがありません。小道具・大道具を使って生活感を演出することも少なくなっています。目的買いのカタログ作りをしているからでしょう。
しかし、最近は、ネット上での動画配信やTVショッピング、リアル店舗では「ニトリ」の生活コーナーの見せ方が人気で、一目で分かりやすいチョットおしゃれな、または、便利な生活感が受けていますね。それこそが潜在的なニーズの掘り起こし、強いては、衝動買いに繋がると思います。

出典元:セシールホーム2020年春夏号











人(モデル)が入ると分かりやすいですね。更に、小道具でも生活感を演出しています。
【今回取り上げたカタログと「暮らしの景色」カタログが同じタッチです。デザイン会社が同じかも知れません。】







※予算は掛かります。しかし、カタログビジネスは、本来、攻めのビジネスです。目的買いを思考していると業績の低迷をまねきます。

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