出典元:ベルメゾンライフスタイリング2019年冬号 |
日用雑貨やインテリアは、アパレルと違って、トレンドやシーズン、年度で商品が大きく入れ替わることがありません。だからこそ、読者(消費者)のベネフィット、ニーズ・ウォンツを充分意識して企画を考える必要があります。ここで取り上げたのは、千趣会の「冷えとり日和365」という企画で、ブランド化を進めているものです。通常、「冷え」をテーマにしたときは、インナーウエアを連想しますが、千趣会は、読者(消費者)の生活全般に焦点を当て企画しています。比較的、昔から用いられている企画手法ですが、なかなか他社では、出てこない企画作りです。
ジャンルにとらわれず、読者(消費者)のベネフィット、ニーズ・ウォンツを考え、毎シーズン、鮮度のある企画提案を目指してください。