出典元:ラナン2019年秋冬号 |
メイド・イン・ジャパンを語るとき、伝える事って何だろう?当然、価格は、高く設定されるはず。最近では、中国製でも負けない商品は、いっぱいあります。
それでも、メイド・イン・ジャパンで買っていただくには、何が必要でしょうか?
例えば、今治タオルのように素材、吸水性の良さ、例えば、動きやすい、チクチクしないなどの縫製の良さ、例えば、窮屈感がなくすっきり見えるシルエットの良さ、例えば、プリント柄が・・・・。例えば、・・・・。
「日本製」を語るなら、やっぱりその優れているところをしっかり吟味して商品選定や表現を考えていきたい。紙面を作るデザイナーもそのことを念頭に置いて作ってほしい。
出典元:セシールホーム2020年号 |
キャッチの「日本製」だけじゃなく、この開発意図がもっと伝わるように設計できれば、いいと思います。
本来なら、4ページぐらい割いて、もっと丁寧に紙面作りを計画すべきでしょう。日本の色「16色」を紹介するのであれば、読者(消費者)が、吟味しやすい表現と解説で提案価値を高めたいところです。
※日本製とうい言葉だけに頼らず、きちんとした提案を考えて企画制作しましょう。それが、読者(消費者)のベネフィットにつながります。