カタログは、雑誌じゃありません。part2

2020-06-18

アウター 企画 構成

t f B! P L
So close,を取り上げるのは、2度目?3度目?。相変わらず、カタログを勘違いしています。前回紹介したディノスセシールのセシール部門「すてきさろん」とは、雲泥の差。ディノス部門の優秀な「ダーマ」とも運電の差。マスコミと勘違いされている方がいらっしゃると耳にしますが、カタログに限らず通販は、小売業という認識を持ってもらいたい。カタログと雑誌は、似て非なるもの。前も言ったよね。

出典元:So close,2020年盛夏号
キャッチ「夏に着映える 大人モノトーン」って、しっかり立っていますから、ページをめくっていったんだけど、メッセージが伝わってこない。結果として、この企画には、読者(消費者)に「なんでこれ、集めて紹介してるのか」っていう中身がない、気持ちが入ってないと感じました。モノトーン、集めただけだよね。だったら、「夏のモノトーン」か「モノトーン、オンパレード」でいいんじゃない。誌面デザインを雑誌風にしたかっただけですかね?
カタログの売り場企画と品揃えって、「読者(消費者)に、どんな満足を与えるか、だから、この商品をお薦めします。」でしょ。


リードコピーに困った感ありますね。「とっておきワードローブ」で逃げた感じ。








小見出し、雑誌ぽくしてるけど、単なる商品コピーのみ。企画があるなら、ここで、「これを着ると、こうなる、こう見える」を言って欲しいよね。





ワンピース売り場は、この程度のキャッチコピーの作りでいいと思う。でも最後の「出番」は、やっぱり雑誌編集を意識したのか?「集めました」ぐらいでいいんじゃないですか。







誌面デザインは、雑誌かぶれし過ぎ。商品が分かりにくい。アイテム集合なんだから、モデル写真は、均等サイズで正面立ちをメインカットにすべき。大小バラバラ、横向きがあったり、売ってんのこれ!って感じ。




このアイテムページは、どっかの雑誌をひな型にしてんのかな?もっと柔らかいイメージの誌面デザインにすればいいのに。お洋服が「物」みたいに見えるぐらい硬い誌面デザイン。魅力が感じられない写真の撮り方だよね。ファッション感度ないよな。






※たいがいのカタログは、こんなこと、ないと思います。でも、時々「この企画、こんなんにしたい」って言ってませんか?企画の中身より、紙面デザインを優先してませんか?

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