「頭で考える」より、肌で感じて組立てる。

2020-04-07

カタログ 企画 構成

t f B! P L
出典元:花笑むとき2020年春号

ベルーナ「ミセス」と同世代に向けた「花笑むとき」というカタログは、ターゲット世代が同じでも、企業によって顧客属性が違うという観点から、千趣会らしく「かしこそう」に作っていますね。
「50代60代になったら、大人なんだから、こんなんなんだろうなあ」ってな感じで、キーワードなんかを決めて、商品集めて、出来上がったカタログ、っぽい。巻頭企画で、旅行が出てくるって、典型的な「頭で考えた」企画。ベルーナ「ミセス」に、セシール「すてきさろん」にそんな企画、出てこない。千趣会が50代、60代に弱いのは、そんなところかな。

地味じゃない?こんなお洋服。


ダサくない?着こなしが。

「時間やお金があるから、こんな豊かな暮らしなんだろう」の発想?
家中にモノがあふれているから、たんなる用品は不要じゃないの。



ターゲット世代の行動を肌で感じて欲しい。お母さんと1日中ショッピングしてみればよく分かると思う。娘がいる50~60代は、サイズさえ合えば、娘と一緒のお店でお洋服買ってます。もちろん、旅行にも興味があり、食べ物にも興味がある。健康にも、スポーツにも興味があります。でもね、このカタログのこういう事じゃないと思います。




※頭でっかちにならず、行動を共にして、よ~く観察してみれば、心の若さと欲しいものが見えてくる。

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